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  • 2019年09月18日

良い芝居は観客と一緒に創ります。押さえておきたい観劇マナー

俳優を目指すなら、出る機会も観て勉強する機会も多い舞台。
舞台は、劇場に観客が入って初めて完成します。舞台上での緊迫するシーンで、観客が一緒に息を呑む。そうすることによって生まれる空間の緊張感は、テレビや映画には決して創り出すことのできない舞台の大きな魅力の一つです。

観客と一緒に創り上げる舞台の芝居ですが、マナーの悪い観客によって世界観が一気に壊れてしまうことも珍しくありません。
本記事では、舞台を観劇するにあたって最低限押さえておきたい観劇マナーをお伝えします。少し気を付けておけば何でもないことばかりですが、マナーが悪いと簡単に台無しになってしまいます。マナーを把握してより良い芝居を一緒に創り上げましょう。

何があろうとも、携帯電話の電源はOFFに

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観劇中は何があろうと、携帯電話の電源はOFFにしましょう。芝居の合間に携帯電話が鳴ってしまうと、その瞬間に現実に引き戻されてしまいます。また、音が鳴らなければいいというわけではなく、バイブレーションも気になりますので、必ず電源はOFFにしましょう。

設定によっては電源をOFFにしていてもアラームが鳴ってしまうこともあるのでアラームも確認が必要です。ほとんどの場合スタッフから「電源を切ってください」とお願いがありますので、その際に確認をしておきましょう。切ったつもりになって確認しないのが一番怖いです。

緊急でどうしても電話を受ける必要がある場合は、その旨をスタッフに話して受付で預かってもらうのも一つの手です。とにかく観劇時は携帯電話の電源はOFF! 基本中の基本です。

光・音を出さない

さきほどの「携帯電話の電源をOFFにする」と若干かぶりますが、光・音を出さないようにしましょう。

舞台では劇場内のすべての照明を消して、完全に真っ暗の状態にすることがあります。完全に真っ暗の状態で行うのが、舞台装置や役者の移動。そんな時に客席から光が出てしまうと、舞台上の動きがわかってしまい、観客は冷めてしまいます。
出てしまう光としてありがちなのが、携帯電話の画面と時計です。時計はカバン等にしまって、光が漏れないようにしましょう。

私語厳禁なのはもちろんですが、可能な限り咳払いなども避けましょう。どうしても厳しい場合は、大きな音が鳴っていたり比較的騒がしいシーンを狙ってください。静かで緊迫したシーンには観客もある程度気を遣う必要があります。
ただし、笑うことは基本的に制限されません。舞台上で起こっている出来事にはどうしても笑ってしまうようなシーンも出てきます。基本的に笑いは狙って起こしているものなので、面白かったら大いに笑ってしまってOK。笑いが起こることによって役者もノリますのでより良い芝居になるはずです。

食事はNG、飲むのは気を遣って

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舞台の観劇の際、飲食はNGと言われます。理由としては音を立ててほしくない、こぼされたくないという事情があります。食事がOKの劇場もごくまれにありますが、基本的にはNG。飲むのは主催者によってはペットボトルなどフタのついている飲み物ならOK、というところもあります。いずれにしても周りの人に気を遣って飲むようにしましょう。

動かない

観劇中は背もたれに背中を付けて、動かないようにしましょう。舞台を観ている時、視界に人の頭や背中がチラチラすると気が散ります。
また、多くの劇場では背もたれに背中を付けて観劇すると、後ろの人が観やすいように設計されています。背中を付けてじっとしているのがいろいろと無難です。

観劇マナーをまとめると

観劇マナーは

・静かにする
・光・音を出さない
・こぼさない
・動かない

この4つが出来ていれば基本的にはOKです。難しいことは何一つありませんので、頭に入れて雰囲気ある舞台を楽しみましょう。

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ライター・俳優: 綱斗

綱斗と申します。現役で役者をやっていますので、皆さんの立場を理解したうえでの記事作成を意識しています。書いてほしいテーマがありましたら是非お知らせください!

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この記事を書いた人:綱斗